汚れちまったロイヤルフラッシュ
- カテゴリ: 日記
- 2026/04/19 12:32:06
街外れの、ネオンが半分死にかけた地下室。
ここは、人生を投げ出すには丁度いい
掃き溜めのようなカジノだ。回るルーレットの音は
死神が爪を研ぐ音に似ている。
「運命」なんて言葉を信じる奴から順に
身ぐるみ剥がされて、裏口から放り出される場所。俺は、回らないスロットの横で
琥珀色の液体を 転がしている。...
ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。
街外れの、ネオンが半分死にかけた地下室。
ここは、人生を投げ出すには丁度いい
掃き溜めのようなカジノだ。回るルーレットの音は
死神が爪を研ぐ音に似ている。
「運命」なんて言葉を信じる奴から順に
身ぐるみ剥がされて、裏口から放り出される場所。俺は、回らないスロットの横で
琥珀色の液体を 転がしている。...
水平線の端が 濁った白に染まり始める
夜という名の 唯一の味方が
俺を見捨てて 逃げ出していく時間だ結局 奇跡なんてものは
この波止場には 流れ着かなかった
期待していなかったと言えば 嘘になるが
期待しなくて正解だったと 胸を張るポケットの奥で 握りしめていた拳を解く
指先には 過去の傷の疼きと
...
左胸の少し下に
皮膚が引きつれたような 痕がある
それは 弾丸が掠めた跡でも
愛に溺れた証でもないただの 愚かさの焼け跡だかつて俺は 信じていた
「言葉」には重みがあり
「約束」には命が宿ると
そんな御伽噺を 本気で信じて
守らなくていい盾を 構え続けていた雨の夜 差し出された傘の下に
毒が仕込まれ...
氷が溶ける音を
時計の秒針だと思い込んで
もう三時間が過ぎた正しさが 眩しすぎるこの街で
俺はわざと 影の濃い路地を選ぶ
真っ直ぐ歩けば 早く着くのは知っているが
最短距離で手に入る幸福なんて
安物のライターより 信用ならない「どうして そんなに 捻くれているの」
かつての女が 煙草の煙越しに聞いた...
空が泣いているなんて
安っぽい詩人の真似をする気はない
これはただの 湿った物理現象だ波止場に打ちつける雨は
すべてを洗い流すほど 潔くもなくて
ただ 俺の安いトレンチコートに
消えない染みを 増やしていくだけ「待っていろ」と言ったのは どいつだったか
律儀に待っている自分に 吐き気がして
俺は 錆...