帚木蓬生『閉鎖病棟』
- カテゴリ: 日記
- 2010/04/01 17:15:17
ようやく読み終わりました。
やはり、読み手としての諸事情から、
このテーマは重かったです。
多くの人が感動したであろう点は想像できますが、
自分にとっては、身につまされ過ぎでした。
時間がたって読めばまた感想が変わるかもしれない小説です。
読書日記やニコ生活の感想などを勝手に書いています。
ようやく読み終わりました。
やはり、読み手としての諸事情から、
このテーマは重かったです。
多くの人が感動したであろう点は想像できますが、
自分にとっては、身につまされ過ぎでした。
時間がたって読めばまた感想が変わるかもしれない小説です。
美ら海(ちゅらうみ)で人気の沖縄。
仕事で、沖縄の歴史の証言を本にしています。(『沖縄文学全集』)
明治維新で、琉球王国はつぶされ、
県令の名のもとの暴政。
選挙権もなし。
故に、税金は高く払わされるが、沖縄のためには使われない。
仕事がないので、出稼ぎに行くしかないけれど、
労賃も買いたたかれ、琉...
春向きではなかった。
秋冬用の恋愛短編集です。
藤堂氏は直木賞作家のせいか、
あまり楽しい恋愛小説ではありません。
せつない……つまりは円満な恋ではないんですね。
春はもっと浮かれなければ。 ヽ(*´▽)ノ
剣客商売、その10『勝負』を読みました。
池波さん、巧いね〜〜〜。
さくさく読めます。
「〜〜ござる」「かたじけなし」などが日常的に頭の中を回っているぞ。
連休中はいいけど、明日から困るな。
藤田まことが最後に出演んしていたドラマ「剣客商売」ものです。
さすが池波、巧いですね、話運びが。
しかも、この小説がそのまま脚本のような感じです。
テンポの良さといい、ちらっと見える人情といい、
感心しきりです。
時代小説な好きな人にお薦めの本。
『剣客商売』ものとしては珍しい長編です。
と...
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