3月の大阪は、寒かった。
そのせいで、花の咲くのが遅れ気味。
木蓮、沈丁花に卯の花、椿すらなかなか蕾が綻ばなかった。
20日過ぎから、やっと三寒四温状態。
まず蕾が花開いたのは椿。
紅白を筆頭に、薄紅、白地に紅の斑が入ったもの。
一重、二重、八重咲き。
一斉に開花して、女王のごとく、今も満開で咲き...
なに描こか?なに伝えよか?
3月の大阪は、寒かった。
そのせいで、花の咲くのが遅れ気味。
木蓮、沈丁花に卯の花、椿すらなかなか蕾が綻ばなかった。
20日過ぎから、やっと三寒四温状態。
まず蕾が花開いたのは椿。
紅白を筆頭に、薄紅、白地に紅の斑が入ったもの。
一重、二重、八重咲き。
一斉に開花して、女王のごとく、今も満開で咲き...
昨晩の大きな余震は、大阪でさえも揺れた大きなものだった。
まだ爪あとも生々しいとゆうのに、まただ。
強い余震が来る恐れは、向こう半年はあるという。
…このまま、おさまってくれ…そう祈るしかできない。
「地球は若く怒れる星だ」
この言葉に真実味を強く感じる。
...
琥珀の色は、ブランデーやウィスキー、20年物の日本酒の古酒など、いい酒の色ににている。
アイスピックで割られた氷にそそぐと、流れ落ちる琥珀の液体は艶やかな女性の髪のようだ。
一度、TVでアンバーの目をした異国の女性を見たことがある。
ブルネットで、少し褐色がかった肌をしていた。
実に美しい猫科の獣を...
あまりに痛みが強いと、人は何も言えずに声を飲み込む。
それと同じで、あまりに悲しみが強いと、人は泣く事はできない。
そんな状態は、はたからみると何も感じてないようにみえる。
心は空っぽで、なにもする気が起きなくて、ただ呆然としているだけなんだが。
泣かないのではなく、泣けない。
泣けない被災者を...
はらり。
頬に舞い落ちてきたのは、桜の花びら。
仕事からの帰り道、母校のそばを自転車で走っていた。
夕焼けが綺麗な時間で、ほのかに茜色に染まった花びら。
見上げると、塀からのびた枝に桜が咲いていた。
ちらほらと三分咲き。
少し花冷えしてるけど、春はちゃんとやってきた。
きっと、あと少ししたら。
...