ずいぶん昔のお話です。
平成7年の6月に、私たちは婚姻届を出しました。
そしてその年の9月に、新婚旅行と称して北海道に行ったのです。 私たちの企画は、当時所有しておりましたオープンカーで、秋の北海道を満喫しようというものでした。
しかしながら、車を自走させて北海道などに行ったら、私は疲労で死亡...
猫はただ、風に吹かれながらひまわりの花を観ていました。
まるで懐かしいぬくもりを思い出しているかのように。
ずいぶん昔のお話です。
平成7年の6月に、私たちは婚姻届を出しました。
そしてその年の9月に、新婚旅行と称して北海道に行ったのです。 私たちの企画は、当時所有しておりましたオープンカーで、秋の北海道を満喫しようというものでした。
しかしながら、車を自走させて北海道などに行ったら、私は疲労で死亡...
それはまだキアヌが産まれる少し前のお話。
私たちの街に、新しいレストランが出来ました。
高級なレストランではなく、気軽にランチが楽しめるようなお店。
出来た当時は、いつもお客さんで一杯のお店でした。
ひまわりはその店が気になっているようでした。
「いつかお店が空いてきたら、行ってみよ...
それはまだ、私たちが出会ってすぐの頃。
付き合っていたわけでもなく、それでも私たちはよく二人っきりで遊んでいました。
その頃はまだ、この人と結婚するなんて夢にも思っていなかったんです。 その頃私は、車が好きな二十歳の小僧でした。
ひまわりも学年はひとつ下になりますが、二十歳になったばかり。
車も免許...
ある日、ひまわりと一緒にテレビを見ていました。
テレビにはオカマが映っていました。
オカマが他人のファッションを評価していたのです。 「プツ」 ひまわりはテレビのチャンネルを変えてしまいました。 「人のファッションをあーだこーだ言うのはキライだ。」 おぉ!流石。
我女房ながらわかっていらっしゃる。
...
ひまわりが病気と闘っている時のエピソードです。ある日、私がお見舞いに行った時、ひまわりに聞いた事がありました。 「お前さん、何か食べたいもんはあるかい?」 「う~ん、病院食以外なら何でも食べたいな。特に家で食べていた物が食べたい。」 「ほうか、何がいいかな?作ってきてやるよ。」 「そうねぇ、特に食べ...