何事につけてもそうだけど 葬るのって結構難しいよね。私はそう思う。
とりあえず私はいつもの砂場に行った。寒い夜。あの、呼吸に鉄の味が混じるような夜のことだよ。あの鼻を抜ける空気が冷たい夜。
私はとりあえず砂場に行って、一掴み冷たい冷たい砂を自分の手のひらにかけてみた。深夜二時。
喪の儀式。
一つ一つ...
何事につけてもそうだけど 葬るのって結構難しいよね。私はそう思う。
とりあえず私はいつもの砂場に行った。寒い夜。あの、呼吸に鉄の味が混じるような夜のことだよ。あの鼻を抜ける空気が冷たい夜。
私はとりあえず砂場に行って、一掴み冷たい冷たい砂を自分の手のひらにかけてみた。深夜二時。
喪の儀式。
一つ一つ...
真面目にそう。昔悲しかったこと、寂しかったこと以上に贅沢な感情を知らない
リアルタイムで悲しいのも寂しいのも苦手だけど、それこそ他の人を尊敬しまくるくらいビビットな感情に絶えられないタチだけど昔の悲しみみたいなのはもう、例えるなら、えぇとなんだ例えられないな。例えるなら、音楽のジャンルでいうとブルー...
みんな知っていることだけど人生って短すぎて長すぎて大変。つまり、我慢するにしてはあまりに長すぎるし、意味があるものにするにしては短すぎる。でもそれは神様のせいじゃなくて世の中の作りのせいだ。いつでもやり直せるというけれど、やりなおすには、目指して、努力して、過ちに気付いて、新たに目標を立て直すってい...
神様なしの暮らしって昔から無理だった。でも、神様に騙されるのもとても苦手だった。
私は十年くらい信望し続けた神様が幾人かいる。でもそれは、歴史ある宗教でもなければ新しく誰かが作ったものでもない。そして私はそれを信じるタイプでもない。てだ神様を信じる「みたいに」生きなきゃならないタイプ、っていうだけ。...