チューリップおばさん
- カテゴリ: 人生
- 2022/04/21 09:02:55
我が街は、公園が充実している。 病院帰りにふと立ち寄った大島西公園。 おお! まさに百花繚乱!! しばらく見とれていると・・・ お花畑で、恰幅のいいおばさんが、花の手入れをしている。「見事なチューリップですね」 オレが声を掛けると・「この花だって、いつかは枯れるのよ」 哲学的でシブい発言。『このお...
Thank you so much.
我が街は、公園が充実している。 病院帰りにふと立ち寄った大島西公園。 おお! まさに百花繚乱!! しばらく見とれていると・・・ お花畑で、恰幅のいいおばさんが、花の手入れをしている。「見事なチューリップですね」 オレが声を掛けると・「この花だって、いつかは枯れるのよ」 哲学的でシブい発言。『このお...
施設長「あのね・・・たぬち、今度は事務の子を触ったのよ」オレ 「できるなら私も同じ事してみたいです」*今なら一発クビ
たぬち「ねえ!助けてくだちゃいよお!家族でちょ!」オレ 「ううん・・・他人」たぬち「どうちてそんな事言うんでちゅか?泣きまちゅよ」オレ 「泣け」*何とうるわしい人間関係
たぬち「愛し...
前回から登場したレインマンたぬち。 究極トンデモナイ野郎だったが、実はナイスな善行もやっている。 平成8(1996)年、8月の熱い夜のこと。 オレとたぬちは、酔っていい気持ちになり、夜中の商店街を歩いていた。 首都圏だが田舎都市なので、人影もまばら。「てめえ!ふざけんじゃねえぞ!」 怒声が聞こえ、...
たぬちは、忘れられないオレの親友である。「よろしくお願いしまちゅ」 初めて会った時、学習障碍児だった彼は17歳。オレはボランティアの指導員。
彼は超多忙な自営店に生を受けたため、赤ん坊の時、親からほとんどかまってもらえなかった。ゆえに、情緒が育たず、その時点で、北と南の区別が付かず。 でも、性格...
昨年暮れ、渡辺和子先生が召天された。 先生は修道女であり、某地方女子大の学長先生でいらした。 私自身、宗教に対して特別の意見を持つ人間ではないが、修道女として生きるということは、曲がりくねったこの人生の街道を真っ直ぐに生きるということに他ならない。と、2人の修道女の知人を持つ私は信じて疑わない。 ...