2013.2.8.雪と夜明け
- カテゴリ: 恋愛
- 2013/02/09 08:51:43
柔らかになる
日射しを受けて
次第に春の
便りが届く
忘れじとして
舞い戻る
白くはらはら
冷たい風の
運ぶ知らせは
冬の名残か
柔らかになる
日射しを受けて
次第に春の
便りが届く
忘れじとして
舞い戻る
白くはらはら
冷たい風の
運ぶ知らせは
冬の名残か
感想を一言
お礼を一言
さりげなく添えた
笑顔の挨拶と共に
焚いたストーブの
揺れる焔のように
辺りの雰囲気まで
暖かく染めていく
早朝に始まり
気が付けば夕闇
慌しく過ごす日常が
どこか事務的に流れる
ふと道を逸れる
打ち合わせの端
話の種は
肩の力を抜き
少し立ち止まって
ゆとりをもって進む
願った天気を待ちわびて
気付けば夜明けを迎えてる
射した光に喜んで
届ける品物買いに行く
目星を付けた幾つかの
候補の中から選ぶもの
お世話になった人だから
日頃の思いを巡らせる
数の減ってるショーケース
目当ての品はあるかしら
一つの賭けと予約をしない
そんな...
幼い頃は
もっていないものに憧れた
体が大きいとか
足が早いとか
何でも知っているとか
掛け値なしに優しいとか
大人は
子どもだった私にとって
憧れの対象だったと思う
少し時が経ち
大人も決して
万能ではないことを知れば
勉強が出来るとか
容姿が美しいだとか...