2012.11.16.イラストレーション
- カテゴリ: 学校
- 2012/11/17 07:58:43
真っ白な紙に
鉛筆を走らせる
うっすらと浮き上がる
イメージを捉えて
企画書は
文字だけれど
姿を思い浮かべれば
想像は翼を広げる
下書き
ペンいれ
彩色
人物たちが
楽しさを伝える
真っ白な紙に
鉛筆を走らせる
うっすらと浮き上がる
イメージを捉えて
企画書は
文字だけれど
姿を思い浮かべれば
想像は翼を広げる
下書き
ペンいれ
彩色
人物たちが
楽しさを伝える
明け方にはアサガオ
爽やかな姿を
目覚めに届ける
観察日記は
何処へいっただろうか
クレパスで塗り込んだ
幼い絵画
スイカの種を飛ばし
ヘチマに手を伸ばし
日暮れには花火
ロウソクが揺れて
佇めば思い出す
...
薄い茶色の舞台の上に
白い布地の四角になって
そっと花台が添えられる
斜めに掛かる園旗の横の
高めの演台向かいに挟み
まだ見ぬ幼子優しく思い
そっと香りを放ってく
ここにどんな子座るだろう
一段上から見渡して
銀の脚した新顔の
並んだ椅子を向かいに迎え
そっと潤い含んでく
...
川沿いの
桜の蕾が膨らむ頃に
穏やかな陽気の中を
カルガモ達が泳ぐ頃に
学生服の子ども達が
どこか誇らしげに歩いて行きます。
校舎を振り返れば
それは懐かしい記憶で
いつの間に
見送る側になったのかと
そんな気持ちで迎える
3月の学校なのでした。