2012.8.10.ざわざわざわ
- カテゴリ: レジャー/旅行
- 2012/08/11 03:52:29
第三セクターの
田舎道の車窓
一昔前の
木製の駅が動き出す
視界いっぱいの
黄緑の田園
渡りて過ぎ行く
風の跡を知らせる
第三セクターの
田舎道の車窓
一昔前の
木製の駅が動き出す
視界いっぱいの
黄緑の田園
渡りて過ぎ行く
風の跡を知らせる
お天気に誘われて
鞄を片手に出掛けてみる
空が
どこまでも高くて
お日様が
どこまでも眩しい
草原に差し掛かり
目の中に緑が拡がる
赤紫が連面と
絨毯のように
空の青さの下を
一斉に埋め尽くす
決まっていること
やりたいこと
「どちらも大事だから
お仕事は計画的に」
なんて
言うのは簡単だけれど
忙しさの中ではきっと
目の前のことに追われてしまう
けれども
やりたいと思える
そんな目標があると
不思議と段取りができて
何とかやっていける
そん...
買い物籠の中に
一つ余計に入れたのは
約束した日のために
届けるための贈り物
地図の路線を辿りつつ
行き先のことを思うのは
初めて訪れる場所に
抱く期待と憧れと
予定は未定というけれど
準備を始めるその時に
心は動き出している
通い慣れた道を
自転車で走ってみる
バスの目線から下がるだけで
辺りの風景が違って見える
思いがけず見つけた小道を
颯爽と走り抜ければ
知らない景色が広がって
心が動き出すのが分かる
雑踏を抜けて
草原の中へ
日常の近くにある
初めての場所
新鮮な空気が
...