「街とその不確かな壁」
- カテゴリ: 小説/詩
- 2025/09/15 08:08:54
村上春樹氏の新作が文庫になっていたので読み始めた(上巻の2/3くらい)。
序盤は正直、村上氏独特の比喩の面白さもなくて退屈に感じたのだけれど。読み進めるごとに引き込まれる。
「不確かな壁」とは何か。途中まで読んだ印象では、そのイメージは生者と死者を隔てるもののように感じる。主人公はやむにやまれぬ理由...
村上春樹氏の新作が文庫になっていたので読み始めた(上巻の2/3くらい)。
序盤は正直、村上氏独特の比喩の面白さもなくて退屈に感じたのだけれど。読み進めるごとに引き込まれる。
「不確かな壁」とは何か。途中まで読んだ印象では、そのイメージは生者と死者を隔てるもののように感じる。主人公はやむにやまれぬ理由...
本当の「桃太郎」は川から流れてきた桃を食べたお爺さんとお婆さんが若返って生まれたそう。でも、それだと「どうして若返ったら子供ができるの?」と子供が質問するから「桃から生まれた」に改変されたらしい。まじか…(笑)。
先日アイルランドの作家のお話を伺って、皆川博子氏の小説「海賊女王」を思い出した。調べると、2016年に読んだんだった。当時の感想文w「「イングランドの犬にはならない」しかし隣接する部族の侵攻も食い止めなければグローニャの一族は危ない。綱渡りのような駆け引き、陰謀、圧倒的なイングランドの軍隊に挑む彼ら...
なかば雪に埋もれつつ
花びらをとうに落としたその薔薇は
棘だけは失うものかと
折れもせず
凍える空に立つ
近所のスーパーからの帰り道に見つけた光景を詩にしてみたよ。
今日のコーデは「優雅な大人のぶどうジュース」
読書の秋ということで、11月におススメの本を紹介するね。著者はルー・バーニー「11月に去りし者」
材料はいたってシンプル。一つ一つの素材(ケネディ暗殺 人妻との恋 追う者と追われる者…)はすでに手垢のついたものばかりなのにこの作家の料理のうまさときたら!!胸をかきむしられながら一晩で読...