熱く燃えているあなたの命が瞬時に消えようとしている
赤々と燃えている心のその先にいったい何があるというのか
夢が愛が今消えようとしている
怖くはないのですか涙は流さないのですか
私の心に足跡だけを残して
遠くに行ってしまうあなた
笑顔が泣いている私も泣いている
強く抱きしめてくれますかもっと強く抱き...
熱く燃えているあなたの命が瞬時に消えようとしている
赤々と燃えている心のその先にいったい何があるというのか
夢が愛が今消えようとしている
怖くはないのですか涙は流さないのですか
私の心に足跡だけを残して
遠くに行ってしまうあなた
笑顔が泣いている私も泣いている
強く抱きしめてくれますかもっと強く抱き...
長く白い砂浜が何処までも繋がっている
強い北風の中私は独り歩いている
遠くから声が聴こえてくる冷たい風に一抹の温かさを載せて
いつの間にか私のそばに歩く人がいた
肩を軽くたたき背中を押してくれるあなたがいた
今も風は冷たく強く吹いている私はあなたの前に立ち風を遮る
潮が満ちてきた波が冷たく足をさら...
青い頁の中に私はいた少し寂しそうな顔をして海を見つめている
波の音に重く心を揺るがせながら椅子に浅く腰かけたまま今目をつぶり動かずにいる
終わることのない執着それがあなたへの愛だと知った
失うことの恐怖それが私を無口にしてしまった
そこに止まってしまった私ときめきだけが静かにうずく
青い頁の中に私は...
雲の名前を呼んでみた振り返ることもなく流れていく
秋の澄み切った青空に浮かんだ雲にもきっと名前があるに違いない
少しやせた雲に目いっぱい太った雲
あなた方の名前はいったい何なのか
読んだら違っていても瞬間でも立ち止まってくれてもいいのに
幸せそうに浮かんでいる雲昼寝でもしているのだろうか
空に向かっ...
静かに去っていくあなたがいる
その後ろ姿に花を手向ける
あなたの笑顔が浮かぶ空がこんなにも青いから
歩みを進めるたびに想い出が一つ一つ落ちていく
私はそれらを一つ一つ拾い集め胸に抱く
大切にそっと
それは温かくあなたの香りを漂わせ瞬時に消えていく
少し冷たい秋の風が吹いた
涙が秋色に寂しく染まった
...
|