Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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冬の決意

秋風が北風に変わった
コートの襟を立てて歩く人たち
一瞬風花がまう
今年もそんな季節か
ストールを巻き直す


あれは事実だったんだろうか
あなたと出会ったことが
そのその時をたぐり寄せてみる 
なんということもない出来事  
あなたが道を聞いた


同じ方向なので送って...

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イルミネーション

今年もイルミネーションの季節がやってきた  
人々の顔を輝かせる様に
街路を覆い被せる様に
みんな光のトンネルを潜って行く
笑顔を絶やさない様に



カフェの窓から外を見れば
幸せそうなクリスマスのまえ
ケーキは何にしようか
プレゼントは何にしようか
私には縁がない

...

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クリスマスによせて

秋はどこに行ったのかわからないうちに
初冬がやってきた
厚手のコートに身を包み
寒そうに歩く人達
真冬が来たらどうするのだろう


最後の枯葉が落ちて
通して見える向こう側
桜に染まり
紅葉に暮れて
冬を待つ木々達


一年咲くために
エネルギーを動かしながら
樹液は...

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おいかけて

ハラハラと葉を散らす銀杏並木をくぐったのはいつの事だっただろう指折り数えてみる そんな行為も悲しい

失いたくなかったその光景も時と共に薄れていくのだろう今はまだ鮮明に浮かぶけどあなたはもう忘れているかも

花を追って紅葉を追って 私達は歩いたものだった美しいものを心に焼き付けてお互いを高めていった...

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疑問符

手を繋いで歩いたのはいつが最後のことだろう夕焼けがきれいな秋の日だったその手を離したくなかったいつまでも歩いて行きたかった

今は一人小石を蹴りながら歩く帰り道背中を照らす夕焼けはあの日のままだった

なぜその手は離れてしまったのだろう何時迄も繋いでいたかったのに時のいたずらだろうか悲しくて 切なく...

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