Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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ピリオド(2)

いつの日だっただろあ
あなたが目を向けなくなったのは
いつの日だったろう
あなたの目が悲しくなったのは
たぶんそれがピリオドの始まり


いつも見つめてくれていたのに
私は下を向いてばかりいた
いつも包んでくれていたのに
私は身をそむけていた
いまになってこんなにいとおいしいあなた


いくつか分岐...

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移ろう季節の中で

太陽が顔を覗かしがっていても
その下の雲が厚く
わずかしか光はささない
それは地上を暖める術もなく
歯痒い思いを落とすだけ


その光の中に
なにを見ようというのだろう
再び会うことのない二人の
愛はもう形もなく
影も残っていないのに


足は強く地面をけって
歩いて行くとしても
そこにはあなたはい...

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雨に彷徨って

同じ道をたどる
あれはいつのことだったろう
まだ緑が淡い頃
花々も次の季節を待っていた頃
もうそこにはかつての愛はない


何で失ってしまったのか
何で壊れたんだろうか
もう思い出はちぎれたままで
手のひらには残っていないけれど
まだ目だけが追っている


何も見えない宙に浮いたまなざしを
誰が見て...

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迎える紫陽花

今 あの人はどこにいるんだろう
今 あの人は誰といるんだろう
私のことなんか忘れただろうか
記憶のかけらにもなっていないんだろうか
ふと空を見上げて思うこと


それはちょっと前のことだったように
心は感じているけれど
時計を見れば遠く遠く
針はずっと遠くに進んでいて
別れたあの日を思い出すだけ

...

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イヤリング

手のひらに載せた小さな
イヤリング それは
二人で選んだクリスマスプレゼント
耳元を飾り付けて
ささやかなクリスマスパーティ


灯りはキャンドルの火だけで
ゆらゆらと煙が流れて行く
どこに流れて行くのか
知らないままで
二人寄り添って過ごした夜


ジングルベルも消えかかって
でも星達は競い合う
...

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