Nicotto Town


プチ創作家の日記


思ったより更新が多いのです。書かないときは書かないのですが。

巣窟『雨水』

雨水


白鳥が北の空に渡っていく
冬の終わりも見え始め
春の足音が聞こえてくる

けれども

まだ北の地は眠っている
まだ少し春の訪れは遠い





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まだというより思いっきり遠い気がする。
卒業式が延期の嵐だよ!!

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巣窟『立春』

立春


風に揺れる木の枝を見ながら
陽だまりが出来た窓辺で一人静かに本を読む
ドアの向こうから聞こえてくるざわめきに
春が来ると笑みが零れた

ここを離れて新たな止まり木に旅立つ時もまた近い
鮮やかに色付こうと花々が風に乗って旅立つ時が





*****
流氷がやっと着たとか言われると春ってや...

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巣窟『大寒』

大寒


きっとまだ眠っているでしょう
春の訪れはまだ遠く
緩やかな眠りに抱かれている

きっとまだ眠っているでしょう
雪の花はまだ咲き誇り
見渡す限り白き世界

きっとまだ眠っているでしょう
私は旅の準備を始めるころ
貴方は何をしているころか

きっとまだ眠っているでしょう
春の訪れはまだ遠い
け...

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巣窟『小寒』

小寒


青く澄み切った空の下
吐く息も凍るような寒さの中で
雪に埋もれるポストの前で
貴方に送る手紙を入れる

まだまだ寒い冬の日に
貴方の平穏を祈っている





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どんなに楽しいことがあるって言ったって、季節というものは馬鹿には出来ないんです。

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巣窟『冬至』

冬至


眩く光る星のカーテンを引きながら
貴方は家路に着き 私は散歩に出る
大地は休み 木々も静まり 風だけが踊る
けれども町は活気に満ち溢れ
賑やかな音は途切れることは無い
ただその日々のままに
長く厳しい冬を越えていけ





*****
カボチャおいしかったです。

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