Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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流れに

また眠れなかった そんな夜には
あなたのことばかりを想う
まだ幸せだった二人の時代
それが歴史と言う過去になって
心の中に残っている


足あと 一つ一つが
時を刻んでいた
そんなことすら思わなかっあた
過ぎて行く空気のなかで
もう自然のものだったはず


失ったあの時を辿ろうとしても
それはもう高...

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送る旅立ち

晴れ渡った冬の日に
飛ぶ鳥も暖かそうで
見上げる空には
陽の光と あなたの面影が


どこに行くのだろう
私にはなにも告げずに
ただ別れの言葉だけを置いて
荷物は何も持たずに


持ちたくなかったの
私の影も心も
重いものだと感じていたの
そんなつもりじゃなかったのに


「愛している」と言う五文字...

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消えて行く煙
消えて行くあなたの影
つかもうとしてもつかめない
必死で手を伸ばしても
もう届かない


いつもいつも
明日が来るのが楽しみで
あなたと会うのが嬉しくて
こんな心を抱えたまま
どこに行けと言うの


解き放たれた魂のように
この心を飛ばしてみても
翼を痛めた小鳥のように
ただ 小枝にし...

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交差点

今日も待ち合わせの交差点
あなたの来るのをじっと待つ
でも待ち合わせなんかじゃない
そこには知らない人々が
足早に通り過ぎて行く


一人たたずむ私を無視するように
時計の針はまわっていく
砂時計の砂が落ちるように
私の心もさらさらと落ちる
小さな穴に押し込まれるように


信号が点滅する頃
走って...

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風花

こんな寒い日に
街ゆく人を眺める
あなたの好きだったアールグレイの香り
でも今日はダージリン


あなたは今どうしているのかしら
誰と紅茶をくゆらしているのかしら
それとも遠いどこかで
一人で物思っているのかしら


紅茶の香りが違う
こんな些細なことが
二人をわけていったのか
小さなひびが大きくな...

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