Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


お気入りの設定を表示しない。
お友達の設定を表示しない。

明日へ

手のひらに乗っていた君
ころころと笑っていた君
時々 頬を赤らめながら
愛を語った君
そして手のひらから落ちていった君


握りしめたら
苦しい思いをしただろう
だからできなかった
でも君がここから出ていくなんて
わからなかった


僕らはいつも
歩いていたね
手を握りながら
笑っていたね
木々の光...

>> 続きを読む


別れの季節

二人で行きついた交差点
私は左に
あなたは右に
まん中にはまっすぐに
道があったのに


お互い結ばれない身だった
それは分かっていた
いつも限られたひと時を
大切に育ててきた
後ろめたさを感じながら


なぜ二人は出会ったのか
なぜ愛し合うようになったのか
身を任せるまでになった
二人になったのか...

>> 続きを読む


過去形の恋

もう手の届かない人になった彼になったけど
まだ私は手を伸ばしている
悲しさとか 辛さとか
感じたくない
でも彼は私のそばにはいない


隣り合わせに座った時も
あなたは彼女の話ばかり
私の心の中なんて
分かりはしない
それでもいいと 心に言い聞かせる


それでも私は
彼を追い求めている
まるでこの...

>> 続きを読む


悲しみの湖面

結んでいた手を離したのは
私からだったろうか
あなただったのか
もう肩よせ合うこともなくなって


いつからだったろうか
目を合わせて話さなくなったのは
気が付いていたけれど
認めたくなかった


うつむいて座っている私を
何も言わずに外を見ていたあなた
時間が長く感じるなんて
こんな時がくるなんて...

>> 続きを読む


雑踏の中で

雑踏の中を歩いても
行く人々が風景に見える
見ているのか 見えてないのか
分からない街の中
季節の風を受けながら


こんな匂いの中で
歩いていた二人
それもまた人には
風景に見えたのだろうか
もうそんなことはどうでもいい


どこまで思い出を追うのだろう
遠い彼方に飛ばしたいのに
二人つないだ手が...

>> 続きを読む





月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.