Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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季節の訪れ

夜の風が涼しくなった公園で
音楽を聴きながら
あなたの好きだったあの曲は
なんていうタイトルだったろう
歌手は知っているけれど


あの頃はそればかりを聞いていた
二人ドライブする時も
部屋で一人いる時も
出かける街の中でも
でも どこにいったんだろう


悲しい曲だった
切なさがこみあげてくる
そ...

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ピリオド

悲しいラブソングか
並べられたCDを聞きながら
頭の中を空にしたつもりでも
浮かんでくる
あの日の二人のこと


絡めあったその手が
いつしか離れて
歩みもそろわなくなって
言葉も少なくなって
愛を探しあった二人


もしかしたら こんな日が
来ることを予感していたのかもしれない
でも見るのが怖くて...

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迷いの季節

あなたがいなくなった
ぽっかりと空いたその中に
何を埋めようというのか
想いさえ届かないそこに


今はもう会えないことが
辛いとか悲しいとかいうことじゃなくて
うつろになったあなたの影に
もう届かない私の手


あなたがどこにいようと
かまいはしないけれど
あったはずのぬくもりが
季節の風に冷えて...

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交差する片恋

あなたはいつも
私に話しかける
彼女は何が好きだとか
どんな話をしたらいいのとか
どんなものを贈ろうとか


あなたはいつも
カフェに私を誘う
恋の相談事
「メールをもらえるようになったよ」
そんなことは私は知らない


いつもいつも
彼女の話ばかり
私だって好きなのに
あなたのことを好きなのに
笑...

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月明かり

いつもあなたの左側を
歩いていた私だった
「なんで右じゃダメなの?」
そんな質問をしたあなただったけど
今は右側が空しい


明るい月明かりに照らされて
空を見上げればそこに
あなたの笑顔が浮かぶ
いつもいつも一緒だった
これからもそうだったはずなのに


あなたの左側に
本当は別れ道があったなんて...

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