美しいあなただけを愛したのではないあなたの中にある醜さも愛したのだ
美の中にある醜さ醜さの中にある美
美しさだけでは人を動かせないのかもしれない
美しさも醜さも再生されていくそれが新たなる魅力となっていくのだ
あなたが気付いていない美と醜それは魅力となって舞っている
もしかしたらそう
わたしはあなた...
美しいあなただけを愛したのではないあなたの中にある醜さも愛したのだ
美の中にある醜さ醜さの中にある美
美しさだけでは人を動かせないのかもしれない
美しさも醜さも再生されていくそれが新たなる魅力となっていくのだ
あなたが気付いていない美と醜それは魅力となって舞っている
もしかしたらそう
わたしはあなた...
わたしの涙が冷たいのはそれはきっとあなたのせい
それは今強く吹いている今日の北風のせいでない
見て
この寂しさが景色を濡らしている
聴こえるの
遠くに潮騒の音が心が凍えている
別れ
世界が二つに割れてしまった今わたしたちは繋いだ手を放し
深く割れたクレパスの底へさらに深い海の底へと落下していく
目を...
雪が降る時の流れの隙間を埋めるように
それはやがて溶け何事もなかったのように時は流れていく
あなたを信じていいのぼんやりとした景色にそう尋ねる
今は夏なのに雪が降る
私の心の隙間を埋めるように凍えた心に雪が降る
それは愛という言葉を隠し深く埋める
止むこともなく降り続く雪8月の深夜
あなたは私の横で...
白い星を雲が隠した暗い夜の闇が広がった
黒い風が吹いた冷たさがほほに触れた
私が歩いているのは本当の道なのだろうか
私の隣を歩いているのは誰そっと指が触れた
感じた温もりに足を止めた
振り向くと誰もいないあなたは誰
微かな泣き声が聞こえたあなたは誰
白い星を雲が隠した見えない道をまた歩き始めた
私独...
紫陽花が霧雨の中に泣いている
青い涙が一つ地面に吸い込まれていく雨音さえ聞こえない静寂の中
わたしの愛が一つ零れ落ちたそして音もせずに地に消えて行った
霧雨は降り続ける紫陽花が悲しく青く光っている
やさしく風が吹いたわたしの頬を撫ぜた
ふと見ると白い蝶が紫陽花に羽を休めていた
紫陽花を慰めるようにそ...