ぼくときみのやくそくは。
- カテゴリ: 小説/詩
- 2011/03/19 10:11:31
ごめんね。守れなくて。
ずっと一緒に居るって
言ったのに。
ありがと。伝えたくて。
ずっと僕を支えてくれた、
君だけに。
約束、したのにね。
あの如月に夕日の下で。
僕等指きり、したのにね。
本当はずっと笑いたかった。
君の隣で笑いたかった。
君の泣き顔...
大人なんかきらいだ。だけどどうしよう。私、大人になっちゃった。
ごめんね。守れなくて。
ずっと一緒に居るって
言ったのに。
ありがと。伝えたくて。
ずっと僕を支えてくれた、
君だけに。
約束、したのにね。
あの如月に夕日の下で。
僕等指きり、したのにね。
本当はずっと笑いたかった。
君の隣で笑いたかった。
君の泣き顔...
現実が、怖いから
目を瞑って、夢を見た。
真実が、辛いから
涙涸れるほど、泣いてみた。
在実が、嫌だから
自分を殺し、逃げてみた。
こんなことしても意味がないのに。
そんなことしても意味はないのに。
夢ならば、いつかは覚める。
涙なんて、涸れやしない。
死んだってな...
手足がだんだん冷たくなる。
身体の熱が、奪われていく。
心の熱が、冷めていく。
君に逢いたい。
ただそれだけのために、生きて、
此処まで来てみたのだけれど。
着いた先にあったのは
ただただ残酷なだけの
知らなかった方が幸福だった,
不条理な、真実。
思考回路がショート...
いつまでも届かないのなら、
いっそのこと、諦めてしまおうか。
手を伸ばしても掴めないのなら、
石でも投げて、壊してしまおうか。
昨日より今日。
今日より明日の方が、もっと嫌い。
君が笑ってる。
君に未来があって
君が幸福なんだという、それだけの事実が。
この世界で哂ってる...