無理をしすぎた僕の。
- カテゴリ: 小説/詩
- 2011/02/16 06:16:27
いつまでも、立ち止まってちゃ駄目だ。
いつまでも、下を向いてちゃ駄目だ。
前を向いて、歩かなきゃ。
君と一緒に、笑わなきゃ。
そう思っていたはずなのに。
決心決めたはずだったのに。
この有様は、なんだろう?
今いる僕は、なぜだろう?
理想の自分と、違ってる。
虚像の自分...
大人なんかきらいだ。だけどどうしよう。私、大人になっちゃった。
いつまでも、立ち止まってちゃ駄目だ。
いつまでも、下を向いてちゃ駄目だ。
前を向いて、歩かなきゃ。
君と一緒に、笑わなきゃ。
そう思っていたはずなのに。
決心決めたはずだったのに。
この有様は、なんだろう?
今いる僕は、なぜだろう?
理想の自分と、違ってる。
虚像の自分...
ずっと光の中にいた。
ずっと陽の場所で笑ってた。
厳しいことはなかったよ。
悲しいことさえなかったよ。
...
「 おぼえてないや。 」
と君が笑った。
無邪気すぎる笑顔で。
純粋すぎる微笑みで。
あの日 あの時 あの出来事を
記憶の外へと消し去って。
笑ってほしいと願ってた。
泣き止めばいいと思ってた。
だけど、こういうことじゃなくて…、
...
泣いても仕方の無いことだから、思い切り笑おう。
狂ったように。
壊れたように。
思い切り、力の限り笑おう。
もうこれ以上何もやる気が起こらないくらい。
もうこれ以上君を思い出さないように。
思い出す気力もなくなるくらいに。
君は僕に言ったよね。
「アナタは笑ったほうが、美し...
「さようなら。」
って僕は言う。
「また明日。」
って君が笑う。
いつもの夕暮れ、帰り道。
いつもの挨拶、別れ道。
未来を信じず別れる僕は
さよならと言い歩き出す。
未来を信じて別れる君は
また明日ねと優しく笑う。
君の笑顔を見るたびに。
君の言葉を聞くたびに。
...