さざ波に足を濡らしながら
海岸沿いを歩く
岩の上に座って
暗い海を眺めろ
いつかもこんなことがあった
暗い海を眺めながら
一人静けさの中にいた
波の音を聞きながら
私一人じゃなかった
波の音を聞いていたのは
暗がりに姿が見えたのは
ぼっとため息をついたのは
並んで海を見つめた
月の木かり...
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さざ波に足を濡らしながら
海岸沿いを歩く
岩の上に座って
暗い海を眺めろ
いつかもこんなことがあった
暗い海を眺めながら
一人静けさの中にいた
波の音を聞きながら
私一人じゃなかった
波の音を聞いていたのは
暗がりに姿が見えたのは
ぼっとため息をついたのは
並んで海を見つめた
月の木かり...
今夜も行き先のない
滑るようなドライブ
横顔を見ていると
何だか切なくなる
ロングランに疲れもせず
ずっと運転していくあなた
どこまで行くの
それは聞かない
今 心を取りだしたら
どんな色をしているだろう
星に照らしたら
輝くだろうか
恋と言う名の忘れもの
落とした先も分からない
どこか...
今年も夏が来た
海へ異国へと人が流れていく
冷房のきいたカフェで
本でも読みに行こうか
人の流れを見に行こうか
夏は出会いの季節
誰がそんなことを言ったのだろうか
出会いがないこともある
続かないこともある
困り果てることもある
休日になると
テーマパークや海岸に人が集まる
一人残された気分...
丘の上に登る
あなたに手をひかれながら
ゆっくりとした足取りで
一歩一方を楽しむかのように
あなたからの指輪
デパートの安売り
「こんなものでごめんね」
ううん 私には一生のもの
あなたと永遠の時を刻めたら
それだけが私の願い
丘の風に吹かれて
二人を包んでいく
ああ こんな時間を
二人...
夜空に大輪の花が咲く
あの日もこんな夜だった
桜の下で出会って
織姫と彦星に願いをかけて
夕暮れの浜辺を
歩いたものだった
落ちていく太陽が
別れの予感のようだった
あなたには時間がなかった
私に会えるのはほんの少し
あなたには家族がいた
それがうらやましかった
いつかは別れる恋
こんな...