また一人
友達が結婚する
仲間が旅立つように
さびしい気持ちと
祝う気持ちが入り混じる
ワイワイ騒いだ学生時代
卒業した私たち
それぞれの地に分かれたけれど
心はいつもつながっていた
忘れたことはなかった
羽ばたく先の
その幸いを祈ろう
彼女にとっての幸せと
彼にとっての幸せと
みんなにとっ...
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また一人
友達が結婚する
仲間が旅立つように
さびしい気持ちと
祝う気持ちが入り混じる
ワイワイ騒いだ学生時代
卒業した私たち
それぞれの地に分かれたけれど
心はいつもつながっていた
忘れたことはなかった
羽ばたく先の
その幸いを祈ろう
彼女にとっての幸せと
彼にとっての幸せと
みんなにとっ...
「あはははは…」
愉快な話をして
お腹の底から笑って
互いにつついて笑い合う
そんな二人だった
「こっちにおいで」
身を寄せ合って
ぬくもりを感じあって
軽くキスをして
そんな二人だった
思い出の車は
白い竜線型
小さなライオンが3つ
あなたのお気に入りの1台
その後ろのシート...
砂浜に作った砂の城
眺めては崩しまた作る
幾度作ってもまた崩し
波から遠いこの場所で
危ういつくりの砂の城
指の一つで崩れていく
そっとそっと組み立てていく
そしてそっと崩していく
何度作ったことだろう
何度崩したことだろう
淡い波間を振り返り
流す涙は何のため
作り上げた砂の城
作り上...
今日はとても忙しいの
約束を守っていられない
そんなことは何度も
だから慣れている
待つ方の身は
ちょっぴりさみしく
早く来ないかと背伸びをしてみる
影も見えない
仕事が山積みなの
一体いつになったら終わるのかしら
いくらあわてても
終わりそうもない
時計を見ながらじっと待つ
あれから何...
丸いケーキにろうそくを灯す
暗くした部屋にはアロマの香り
今日は記念日
あなたと出会った日の
海を見に行って
岩場を歩いて
初めてとってくれた
私の手をあなたが
思わぬ雪が降って
うすく積もった夜には
静かに降る雪に
二人肩をあずけた
桜咲く花の盛り
花のトンネルを抜けて
振り返ると
ひ...