大雪
星の光が瞬いたなら
コンサートを始めましょう
舞い降る雪の子達がステップを踏む
見る者もいないコンサートを
粉雪から牡丹雪へ
シンシンと積もれば雪布団
もうお休みなさいと誘うの
星の光が瞬いたなら
銀の雫が光る帳を下ろして
コンサートを始めましょう
思ったより更新が多いのです。書かないときは書かないのですが。
大雪
星の光が瞬いたなら
コンサートを始めましょう
舞い降る雪の子達がステップを踏む
見る者もいないコンサートを
粉雪から牡丹雪へ
シンシンと積もれば雪布団
もうお休みなさいと誘うの
星の光が瞬いたなら
銀の雫が光る帳を下ろして
コンサートを始めましょう
小雪
ココア色のスポンジケーキに
白い粉砂糖を降りかけて
家も木々も白くなったら完成と
可愛いホールケーキの出来上がり
なんて考えつつも粉雪が舞う
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でも生クリームは好きじゃない
立冬
眠る準備を始めましょう
英気を養うため眠る母と共に
白く暗き世界になる前に
冬を迎える準備を始めましょう
永い時を過ごす彼らの一時の休息期間
故にこの地に訪れ冬を告げる
冬将軍は進軍する
寒さと共に訪れる者たちと
知らせを告げる角笛を持ち
冬が来る地に私は立つ
****...
霜降
霜の花が咲いたなら
キリリと冷たい風が吹き
冬の準備を始める頃ね
霜の花が咲いたなら
鈴のように鳴る星の雨の中を
貴方が帰ってくる頃ね
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ガラスや水溜りに霜が降りているのを見ると、
霜の花が咲いたなって思う
寒露
朝日に照らされ光る露は
闇夜を駆けて宴へ向かう神々の置き土産
なんて笑って話してくれる
あの人の言葉を聞き流していた
あの時までは
月夜の晩に駆ける人影を見た気がして
そっと扉を開け 外を覗いてみた
草原を駆け行くあの人を見て
野草に光る露を見て 不思議な事はあると思った
小さな物...