Nicotto Town


A Balearic Dinner


料理レシピ中心+徒然な記事のブログですー

ボルヘス「アル・ムシタームを求めて」

小説がテーマと言う事で、以前紹介したボルヘスの作品から
「アル・ムシタームを求めて」という作品をオススメしたいと思います。

ボルヘスは短篇の名手で、尚且つ短篇とは思えない複雑さが特徴的で
更に「存在しない文章、超大作に対しての論評」というスタイルをとっています。

この作品も「アル・ムシタームを求...

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フリオ・コルタサル「秘密の武器」「遊戯の終わり」

今回紹介するのはアルゼンチンの作家、フリオ・コルタサルの短編集
「秘密の武器」と「遊戯の終わり」(いずれも岩波文庫)です。

いわゆる日常を舞台にしながらも非日常を描く
フィクション/ファンタジーにあたる短篇の数々なのですが
作品の特徴としては第一には、
ほんの少しの”日常のズレ&rdq...

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「楢ノ木大学士の野宿」宮沢賢治

ミステリーやSFばかりの私の場合
ほっこりする系の小説はなかなか読まないのですがw
その中でも宮沢賢治「楢ノ木大学士の野宿」は
謎解きやSF的なものではありませんが好きな作品です。

物語はファイア・オパールを探す依頼を請けた楢ノ木大学士が
野宿のたびにその地の不思議な住人に会うと言うもので、
童話...

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ベンスン殺人事件&僧正殺人事件

秋の夜長に時間を掛けて読む、という事で
長編推理小説2つを紹介したいと思います。

どちらもヴァン・ダイン作でファイロ・ヴァンス・シリーズの2作
ベンスン殺人事件と僧正殺人事件です。

ベンスン殺人事件はヴァン・ダインの処女作でもあり
当時としては画期的な推理を使い犯人を割り出す作品

僧正殺人事件...

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ボルヘス、バルガス・リョサ、オクタビオ・パス

1月に言ってたロバート・J・ソウヤーと言ったSFは制覇しましたので
今度はちょっと南米文学にもトライしようと思ってますよー

昨年のノーベル賞の受賞者がペルーのバルガス・リョサで
丁度1年前に南米文学の話を何度か聞いてたので
1年ごしの挑戦になりますw

詩のボルヘス「エルアレフ」、
...

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