Nicotto Town ニコッとタウン

スマホ版あります♪



【日々、人生の四季を往く】

昔々、初期の頃、手さぐりで詩を書いていました。
ポエムっぽくしたり、それを元に歌を作ったり。
こちらも遡って、ご覧いただけたらと思っています。
    *       *       *
最近では、ニコットおみくじに思うことを書いています。

「暁」

午前三時の起きぬけに
なんだか無性に
自転車を走らせて

寝静まった住宅地
立ち並ぶ木々の公園を抜け
まっすぐに貫く道を
ひたすらに

星は銘々 語り合い煌めいて
東の空
浮かぶ細い月

もうすこしで新月か
呟く息を白く吐き
山の端 明るくなってゆく

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「インク」

壁の落書き 誰が描いたの?

えへへ わたし

しょうらいマンガ家になるんだ って

マジックインキで

瞳キラキラ 少女の絵を

描いたのはいいものの

これでは落とせないでしょう?

おとすつもりはないもの

きねんすべき第一号の作なのだから

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「心」

記憶が くっついてくる

どーしても

いまここ にありさえすればいいのに

記憶が いつも

わたしを檻に閉じ込める

開け!

開け 扉を

さあいま 鍵を外そう

開け放して 外へ 外へと

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「空」

ぽっかりと空 あいている

地上で這いつくばって生きる

重力

逆らって生きるには

とても 力が必要で

空が あまりに広いから

遠くを走っている車の列が

蟻の隊列のようでいて

ああ ぽっかりと 空

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「引き出しに」

独り暮らしの引き出しに

私の罪悪 解放感

気づかぬ孤独に安堵感

独り勝手な逃避グセ

混沌として

布団のなかで Zzz

独り暮らしの想い出は

引き出しの中 カギかけて


いずれ来たる日

想い出は

深く長い浄化を経て

生々しさの抜けた宝石

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