ブルーブラック便箋に書いた文字
ブルーブラック想いを載せて
文字を並べた私の感情があなたへと運ばれていく
いつも通りクールな顔をして
コンピューターのように冷静に解析するのだろうか
困った顔をして一句一句を読むのだろうか
それともハッピーな顔をして笑顔で何度も見るのだろうか
ブルーブラック頼んだぞ
...
ブルーブラック便箋に書いた文字
ブルーブラック想いを載せて
文字を並べた私の感情があなたへと運ばれていく
いつも通りクールな顔をして
コンピューターのように冷静に解析するのだろうか
困った顔をして一句一句を読むのだろうか
それともハッピーな顔をして笑顔で何度も見るのだろうか
ブルーブラック頼んだぞ
...
あまりに澄みきった凍える夜に白く息が消えていく
心のわだかまりは残ったままに時間だけが過ぎ去っていく
もどかしさに喘ぐ自分が夜のとばりの中で溺れている
ここは海の底なのだろうかここは山の頂なのだろうか
夢の中に私はただ丸くなり浮かんでいる
悲しさと寂しさに包まれてしまった幸せを取り戻そうともがいてい...
イルミネーション北風の中
青に緑に赤に黄色に小さな電球が無数に瞬いている
街の中の花壇や生け垣に光が踊っている
それは冷たい光だ無表情に呼吸をしている
赤い光に口付けをしてみよう心に凍えた何かが流れ込んでくる
青い光はなおさら冷たく夢を打ち砕き
黄色い光はスピリチュアル恐れが波状となってやってくる
...
山並みが見えるこの景色をあなたは見ていたのでしょう
この場所で私が呼吸をしているようにあなたもこの場所で息をしていたのでしょう
私のことがわかりますか遠いところから歩いてきた私のことが
見えないあなたを探しにが来た私のことが
ここに来れば会えると思ったあなたに
山の緑に川のせせらぎが聞こえる
木漏れ...
11月の雨が運んできてくれたものそれは冷たい触感
11月の風が運んできてくれたものそれは秋の香り
傘のはじく軽やかな雨音目に映える鮮やかな赤や黄色
そして濡れた地たに鏡のように色濃く映る景色
でもその色は悲しくその音は寂しく
その景色は潤み肩が震える
手探りで歩き始める濡れた体で
雨の中たった一人で...