暖かさが
わたしの肌をおおい
僅かな感触も
わたしの心まで感じさせ
黙ったままあなたの傍らに横たわる
たとえ僅かな時間でも
ソフトなあなたの声は
わたしの気持ちを落ち着かせてくれた
あなたがわたしから去らないようにと祈りながら
いつしかあなたを呼び続けてしまい
感覚が薄れ
わたしの体に何も感じるこ...
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暖かさが
わたしの肌をおおい
僅かな感触も
わたしの心まで感じさせ
黙ったままあなたの傍らに横たわる
たとえ僅かな時間でも
ソフトなあなたの声は
わたしの気持ちを落ち着かせてくれた
あなたがわたしから去らないようにと祈りながら
いつしかあなたを呼び続けてしまい
感覚が薄れ
わたしの体に何も感じるこ...
もう幾度となく
わたしは思い返してきた
わたし達が触れ合った日々を
そして共に過ごした日々を
わたしはあなたの考えに
いつだってついていった
わたし達の愛情は
真実だったから
わたしが愛を口にする時は
真実のみを話す
あなたを責めたりなんかしない
そしてそっと口づける
これ以上あなたに言うことはない...
わたしは不思議に思う
なぜ二人は出会ったの
なぜ二人は言葉を交わしたの
なぜときめきを感じたの
なせあなたを愛したの
二人の出会いはPCの中
文字だけの会話
快活なあなたの話しぶりが
わたしを魅了した
二人の会話は文字の世界
聞こえることもなく
ささやくこともなく
それでもわたしは惹かれて行った
...
砂浜に書く相合傘
片方にあなたの名前
片方にわたしの名前
波が消し去っていく
待ち合わせはいつも雨
送れてきたあなたの
傘の下
私は傘をたたむ
相合傘は
二人の隠れ蓑
寄り添う二人の
愛のレインコート
相合傘は
いつかたたまれて
かなわなかった愛の
雨の落とし物
砂浜に書く相合傘
片方にあなたの名前...
あなたが差し伸べてくれたその手には
さわやかな愛がのっていました
わたしはいつでも捕まえられると思っていた
あなた差し伸べてくれたその手には
温かなぬくもりがのっていました
私はいつでも温められると思っていた
あなたが差しのべてくれたその手には
厳しい諭しがのっていました
私は時としてそれに背を向け...