この時間が
いつまでも続くような恐怖と
いつかは繋がるかという期待の中で
今、この時だけをいとおしむ
永遠の愛は夢物語
夢の階段を一歩一歩進むために
みんなに交じって笑い声を上げる
心の目はあなたに向かいながら
愛の始まりへの心の準備は
いつになったってできやしない
突然あなたに手を取られたら
心臓...
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この時間が
いつまでも続くような恐怖と
いつかは繋がるかという期待の中で
今、この時だけをいとおしむ
永遠の愛は夢物語
夢の階段を一歩一歩進むために
みんなに交じって笑い声を上げる
心の目はあなたに向かいながら
愛の始まりへの心の準備は
いつになったってできやしない
突然あなたに手を取られたら
心臓...
薄暗い時間からの長距離ドライブ
道すがらの朝食は24時間開いているカフェでした
わたしはコーヒーにピザトースト
あなたはコーヒーにBLTサンド
立ちのぼる湯気に
あなたのふかすタバコの煙
ふたりで半分こして
熱いうちにほおばる
チーズのしょっぱ...
「ごめん、ごめん」と駆け寄るあなた
髪には寝癖 足元はサンダル
おまけに服はよれよれの普段着
せっかくのデートなのに
待たされて待たされて
やっと来た今日なのに
わたしのおしゃれもだいなし
笑顔を作って「いいのよ」なんて
今日は言えない
わざと大きな声で 「大嫌い!」
あまのじゃくなわたし
「一人...
都会の雑踏を抜け出して
埃の積もった日常を抜け出して
自然の懐に向かう時の
あなたの無邪気な微笑み
可憐な花があなたを呼ぶ
小さな虫があなたをとらえる
ひとつひとつ名前をあげながら
自然の懐に抱かれていく
つないだあなたの手を通して
通ってくる自然の息吹
埃の積もった日常では私が
あなたを深く包み込...
思いきって出した彼へのメール
返事がないと知りながら
片隅でじっと返事を待っている
彼の一挙手一動足で
右に左にと揺れる私の心
まるで振り子時計の振り子のよう
彼を見ない日が続くと
ネジが切れた時計のように
うつろになってしまう私
あなたは時計のネジを巻く
時計が息を吹き返す
そして再び 右に...