「君との愛情生活100日目」
- カテゴリ: 小説/詩
- 2010/08/10 16:52:37
純愛とよぶには物騒すぎて
狂愛というのは安すぎる
ダイジョウブ ちゃんと愛しているから
背徳的と貶すにはいささか甘美すぎて
神性と讃えるには少し血の匂いがする
ダイジョウブ 痛くはないはずさ
さあそろそろ
二人の間に名前をつけよう
キスは鉄錆の味
この関係に
ぴったりの名を
***
D...
日日是悪日
純愛とよぶには物騒すぎて
狂愛というのは安すぎる
ダイジョウブ ちゃんと愛しているから
背徳的と貶すにはいささか甘美すぎて
神性と讃えるには少し血の匂いがする
ダイジョウブ 痛くはないはずさ
さあそろそろ
二人の間に名前をつけよう
キスは鉄錆の味
この関係に
ぴったりの名を
***
D...
残暑見舞い、申し上げます。
この恋の熱も収まらぬまま、夏が終わろうとします
貴方にときめくこの季節は
愛しいものでした
遠ざかる蝉時雨
貴方にはまだ聴こえていますか?
どうか聴こえますように
一途に恋をうたう姿は、私だから
消えそうな蛍の灯り
貴方には見えましたか?
どうか見えますように
貴方...
捕えてくださいわたしを
その銀の手錠で 離さないで逃さないで繋いでいて鎖の先はあなたへ続く冷たい輪を二人で嵌めて &nb...
一夜目がこの上なく好きです。
真珠貝のスコップに、流れ星の墓標。1番幻想的で、綺麗なお話だなぁ、と思いました。
百合に生まれ変わるという設定も単純に美しいと思いました。
子供を背負って歩く話も好きです。
まさに古典的なホラーで。
こういう儚いお話が書けるようになりたい!
と文芸部の子と話し合いま...
三浦しをんさんの作品なんですが、とっても綺麗な物語でした。
儚くて、「夏の夜の月」といった透明感みたいなものがありました(激しく主観)
まぁ物語の季節は冬なんですが。
ただちょっと2人は恋仲なの?と思わせるような表現があって、読んでて恥ずかしくなりました。純情すぎるだろこいつら。
そして本田は同...