オルゴールの優しい音色を
雨音が切り裂く
そんな強い雨音も
悲しげに響いているんだ
息もつかずに
想いを強く吐き出す
泣いてなんかいられないから
言葉になんか出来ないから
砕け散った感情が
空から降りそそぐ
私は見た
雨の後姿を
それでも両手を広げて
天をつかもうとしていた
何かがある...
オルゴールの優しい音色を
雨音が切り裂く
そんな強い雨音も
悲しげに響いているんだ
息もつかずに
想いを強く吐き出す
泣いてなんかいられないから
言葉になんか出来ないから
砕け散った感情が
空から降りそそぐ
私は見た
雨の後姿を
それでも両手を広げて
天をつかもうとしていた
何かがある...
今日の青空が笑った
あなたの笑顔のように
その暖かな日差しの中を
私は歩んでいる
突然ですけど
風をつかめますか
揺れているクレマチスが
光をつかんでいるように
私の心を
瞬間につかんでしまったように
あなたの髪が
軽くそよいでいる
その風を
あなたはつかめますか
暖かな春の日差...
レモンの香りのする
あの人は
白い角砂糖を紅く染めていく
紅茶の中に溶けて
もう
帰ってこない
回すティースプーンに
想い出はめぐりめぐり
過去の面影は崩れ去り
跡形もなく消えて行った
そしてまだ揺れ動く
紅い湖面の中に
レモン色の
酸っぱさが
深紅に染まったスプーンの横で
私に残った...
夢を語る出発点に
私は立つ
現実と空想の狭間から
何がいったい生まれて来るのか
心のエネルギーは空に舞い
それを捕まえようと私は歩き始める
けっして
止まろうとはしない
今この瞬間に
空一面にばら撒かれた
夢の一つ一つを
拾い集める
それらは私の大切な
いくつもの宝物だからだ
白い香りがする
空っぽな心
何も無い
何色も混ざっていない
でも同じ白は無い
それがそれぞれの心
私の心は少しかさついてひび割れて
ジンクホワイトっぽい
同調に疲れ切ってる
どこか優しく見えるけど
あなたは強いは
しっかりとした心の持ち主
どこにそんな強さがあるの
そうねチタニウムホワイ...