タイトルがすでに美しい詩
- カテゴリ: 小説/詩
- 2023/06/28 06:15:49
美しいタイトルということで、いつも思い出すのが大島弓子の「雨の音がきこえる」。少女と母親の確執のお話なんだけど、ラストは雨と涙で浄化される。名作。
最近気になっているのが坂本龍一の「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」というエッセイ。タイトルだけで胸にぐっとくるものがある。
美しいタイトルということで、いつも思い出すのが大島弓子の「雨の音がきこえる」。少女と母親の確執のお話なんだけど、ラストは雨と涙で浄化される。名作。
最近気になっているのが坂本龍一の「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」というエッセイ。タイトルだけで胸にぐっとくるものがある。
「新世界より」貴志祐介著
「構想30年、想像力の限りを尽くして描かれた五感と魂を揺さぶる記念碑的大傑作」という謳い文句は決して誇張ではない。個人的に自分が読んだSFベスト3に入る。ちなみにあと2作は小林泰三の「αΩ」、劉 慈欣の「三体」4位にはアンディ・ウィアーの「プロジェク...
「ジョン万次郎の羅針盤」中濱武彦著
ジョン万次郎の人生は並の冒険小説など霞んでしまうほどの波乱万丈だと思う。
少年だった万次郎の初めての漁。そこでまさかの大嵐に遭い、孤島に漂着。乏しい水を仲間と分け合いながらのサバイバル。ギリギリの状態でアメリカの捕鯨船に救われる。ホイットフィールド船長との出会いは...
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