Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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物陰に隠れてあなたを見送った
他に見送る人もない
私には何も言わずに別れを告げた
あなたはどこかに行く
ひょっとしてあそこだろうか


列車が動き出す
後を追う事も出来ずにただ立っていた
あなたとは長い付き合いだった
寡黙な人だった
それがよかっのかも知れない


一つ一...

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地下鉄

夕暮れが早くなった
そのうち5時には暗くなるだろう
残業を早めにきりあげて
地下鉄の駅に向かう
多分座れない


窓ガラスに映った顔を見る
少し疲れた顔
まだ週半ば
後はどう乗り切ろうか
別に考えても居ない


あなたが居なくなって
一人になって
地下鉄に乗るのも怖か...

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ひび

嫌いになったわけじゃない
飽きてしまったわけでもない
今でも愛している
昨日より今日
今日より明日へと


でも駄目だった
わからなくなった
あなたの私への気持ちが
その愛が本当か
疑ってはいけないのに


時折あなたは
あの子の話をする
その笑顔がどんなに苦しいか
...

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窓を打ちつける雨 
台風の通り道
こんなにひどいのは初めてかもしれない
雨の音で眠れない
雨の音のせいだろうか


警戒情報をか携帯が告げる   
その大きな音にも慣れてしまった
どうやって眠ろう
羊の数ではたりないかもしれない
柵を乗り越えて行く羊達


キッチンに立っ...

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目覚め

寒くて目が覚めた
そろそろパジャマを変えよう
朝の4時
このまま起きていよう
あなたの好きなコーヒーをいれる


少しずつ灯りがつく町
目覚める人も多いだろう
私一人寛いで思い出を巡らす
忘れかけたコーヒーが冷めていく
それもまたいい


夏にあの人と別れた
いつ出逢っ...

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