Nicotto Town



pixivに絵を投稿したり、twitterで呟いたり、アメーバの方でたまに詩投稿したりしてます.

貴女

目が覚めると 

隣に居る筈の貴女がいなかった

私の言葉が、涙が、表情がやっと噓だって気づいたらしい

人形みたいな笑顔 並べるだけの言葉 

感情さえ篭っていない涙

それに貴女は気づいてしまった

気づいてくれた

本当なんてこれっぽっちも無い

噓の私に

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痛々しい

おかしいけど、紛れもなく正しい世界だった

そんな世界でちゃんと息を吸って前を向いていたはずだったのに

こうも私は現実に満足感を抱けていない

抱こうとしないだけなのかもしれない

ただ何かが足りなかったんだ

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キューピッド

ある朝 目が覚めると君からメールが来ていた

二時頃に喫茶店に来てくれ との事だったので

ちょっと嬉しくなって チークもいつもより厚めで張り切った

もしかしたら、なんて事も考えてたのよ?

喫茶店に待ち合わせ時間の二十分前に着いて、

君を待つと ちょっと申し訳なさそうに君が現れる

席に座ると...

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恋心

大好きな先輩が卒業してしまう.

もう秋だ、次の冬が来てしまえばサヨウナラをしなければいけない

実はその先輩とは、話をした事がなく

自分が遠目で眺めていただけの人だった.

話した事もない人に何故恋心を抱いたかと問われてしまえば 答えは見つからない

唯唯 遠くで一人本を読んでいる先輩に好きとい...

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機械は想われ

ガラクタの中で藻掻く君を見つけた

前しか進めなくて 後戻りも出来ない君を


埃を被った君を拾い上げた私は

君の背中についた薇を外した

 これで君は自由だ


君はもう動かなくて 

私の掌の中で 動けなくて


誰かの意思で動いていた君を

やっと 見つけられた

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