眠れない夜があけた
段々と涼しくなっていく朝
あの頃が一歩一歩遠くなっていく
膝を抱えたまま
ついていく明かりを見ている
夏のはじめに別れた
あの人はどうしているだろう
そう思う事も少なくなるのだろう
記憶の奥にしまわれるのだろう
今はそう思いたくない
暑い季節に...
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眠れない夜があけた
段々と涼しくなっていく朝
あの頃が一歩一歩遠くなっていく
膝を抱えたまま
ついていく明かりを見ている
夏のはじめに別れた
あの人はどうしているだろう
そう思う事も少なくなるのだろう
記憶の奥にしまわれるのだろう
今はそう思いたくない
暑い季節に...
窓を襲う雨粒
眠れないのはそのせいか
あなたは眠っているだろうか
深くい気を吸って
目の前にいるようだ
はっきり別れを決めたのは
あなたのせいじゃない
わたしも辛かった
辛さから逃れたかった
そんな弱虫だった
もし二人があのままだったら
どういう時間を過ごし...
木陰を見つけて暫し休む
こんなことがあった
あなたといる時に
少し休もうか
疲れた私にあなたが言う
道無き道を行く
なにがそんなに楽しいの
でも言えなかった
子供のように奥に入って行く
私はもう何も言わない
楽しかった?
もう帰ろうね
こういう所を...
雨の後の蒸し暑さ
大嫌いだ
あなたもそあうだった
流れる汗をぬぐいなら
暑いねっていったものだった
今はそんなことをいる人はいないけど
蒸し暑さからはヌ逃れられない
そう
あなたの事もそう
何処かで汗を拭いているのだろうか
ひとつづつ季節をめぐって
夏に辿り着...
夏の初めの花火の宴
勢いをつけて火花を散らす花火
五色の色を振りまく花火
クルクル回って追いかける花火
あなたと過ごしたひと夜のこと
一番最後まで取っておいた
儚い命の線香花火
出来るだけ大きな火の玉になるように
息をひそめてじっと見ていた
あと残るのは一本
落と...