星も 人も 鳥も
花も 石も 雲も
みんな一つのきょうだい
つながっている
そして
みんなのこころも つながっている
温かいこころで つながっている
どんなときも
いつのときも…
星も 人も 鳥も
花も 石も 雲も
みんな一つのきょうだい
つながっている
そして
みんなのこころも つながっている
温かいこころで つながっている
どんなときも
いつのときも…
冬は 微笑んでいた
木々という木は 白銀にも似た白雪に 覆われ
少しばかり輝きはじめた 深く美しい泉をたたえ
空は 群青色に 染まっていた
なつかしい森の中のやさしい風は
こころの中の琴線を ひとつ残らずふるわせて
淋しかった森に積もっていた雪も
わたしの 足元から舞い上がろうとして
駆け回ってい...
ふと 空を見上げると
さっきまで降っていた 冷たい雨はやんで
きらきらと お星さまが 光っている
きらきらきら…
お星を手にとって なめたら
どんな味がするのかな
お星さまは みんなを見ている
日本にいても アメリカにいても アフリカにいても
いつも みんなを 見ている
きら...
かあさんの お手手は 真っ赤だな
洗濯する手が 真っ赤だな
洗濯干す風 冷たくて
かあさんの お手手は 真っ赤だな
「遊ぼうよ」って
かあさんの お手手をさわったら
かさかさしているんだよ
「いい子だね」って 頭をなでてくれる
かあさんの お手は 真っ赤だったよ
ああ…
その ...
聞かせておくれ
雪の 音
雪が 降り積もる音
歌っておくれ
風の 音
木枯らし 山をおりる音
冷たい冷たい 冬がやってきた
でもね
雪の下では 聞いているの
子どもが 新しい長靴を買ってもらって
ピョンピョン 跳ねている足音を
かまくら作って みんなが暖をとっている 笑い声を
寒い寒い 冬だ...