Nicotto Town



好きな5人(評論・批評系)


ビジネス系実用書の対極にある文化系評論がかなり好きです。色々読むと、あるジャンルでも肌の合う人、苦手な人というのがありますね。私の場合、この人たちの著書だと性に合うので、最低でも立ち読みしてしまいます。
1 高階秀爾 (西洋美術系)
有名な方ですね。この人が書いたり監修したりした解説書は分かりやす...

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SF廃人の代名詞『キャッチワールド』


SFマニアとしては王道から外れ、知己を失い、人から嫌われたいのなら……クリス・ボイス唯一の長編かつデビュー作『キャッチワールド』を読みましょう。ネットで検索すれば毀誉褒貶や解釈、評価や批判が山ほど見られます。
さて。モチロン私はこの作品が大スキなわけです。発行直後に読み...

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コードウェイナー・スミスの復刊に思う


ハヤカワSF文庫の復刊で『人類補完機構』シリーズが再刊。時代順に整理して全3冊にするとの話、第一巻は『スキャナーに生きがいはない』。初期の作品が好きなので、昨日買おうか悩んだがパス。全部持ってるはずだ。
私はスミスが好きなのか。しばらく考えたが、おそらく首肯はできない。佳作だと思うが私にとっての名...

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ティプトリーと『断絶』という快感


ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアの死後に出た短編集、『あまたの星、宝冠のごとく』の邦訳が先日出ました。買うか悩んで、昨日けっきょく購入し読み始めた。
ティプトリーのどこを愛するか(またはどう誤読するか)は人さまざま。私はアナキスト、ペシミスト、本質的ヒューマニストとしての側面が好きです。また、砂...

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好きな5冊 (最愛のレム)


1、泰平ヨンの航星日記/回想記
宇宙版ほらふき男爵と称されることの多いこの作品はレムの全てが詰まっています。人間(というよりは文明)への嘲笑と絶望に彩られている。救いなきスラップスティック。私の好みは回想記の最後、情報が臨界質量を持つとしたら……という話。
2、ミスター...

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