Nicotto Town ニコッとタウン

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眠りの森 〜言葉の雫〜

ようこそ。ここは、胸の奥に深く沈んだ悲しみや、消えない寂しさを、一滴の水滴のようにそっと救い上げる場所です。木々が深い影を落とす静寂の森。そこは、誰にも見せられない孤独な涙や、言葉にならなかった切ない想いが静かに息づく世界です。独りきりで佇む夜、心に溢れる冷たい雫を、壊れやすいガラス細工のように大切に綴ります。果てしない寂しさに寄り添い、あなたの孤独の影をそっと包み込めますように。静かな痛みを分かち合う、終わらない夜の記録です。

張り子のカラス

きらきらと輝く
言葉の箔を全身にまとい
あなたは今日も
誰かのための正論を歌う耳に心地よいその節回し
誰も傷つけないその建前
まるで美しく仕上がった
工芸品のショーケースけれど
少し風が吹けば
あなたの言葉はかるく乾いた音を立てる
中身のない
張り子のカラスのように「私たちは」「社会は」「未来は」
...

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風のなかで


青いあざみの 咲く径(みち)を
おまへとふたり 歩いた日
木漏れ日はただ やさしくて
僕らの影を ひとつに揺らしたあなたの髪の かすかなにほひ
忘れたくない こゑのひびき
たとえ季節が すぎてゆくとも
この高原の 風は消えない二
しづかな夜の しづくのなかに
おまへのなみだを 僕は見た
何も言は...

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五月の風


かなしみを知らない おまへの瞳に
みどりの木陰の ひかりが躍る
それは僕たちが いつか夢みた
いちばん新しい 朝のしらべだおまへの頬を なでてゆく風は
わづかな涙も つばさに乗せて
青いあざみの ひらく野原へ
やさしいにほひを 運んでゆくだらう二
もう冷たい夜は ここにはなくて
窓をあければ 光...

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雪の夜(よ)のしらべ


ともしびを消した 夜の窓辺に
ふりしきる雪の しろいまたたき
それは僕たちが いつか失くした
あまくて せつない 約束のいろおまへの頬を つたふなみだは
凍れる夜の くだける破片(かけら)
かなしみはただ うつくしく透き
よごれた世界を あらはしてゆく二
もう呼びあふ こゑも途絶えて
風は静かに...

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硝子(がらす)のなみだ


ともしびを消した 夜のまどべに
ただひとつ残る 星のまたたき
それは僕たちが いつか失くした
あまくて せつない 約束のいろおまへの頬を つたふなみだは
月のひかりの くだける破片(かけら)
かなしみはただ うつくしく透き
よごれた世界を あらはしてゆく二
もう呼びあふ こゑも途絶えて
風はあや...

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