Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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別れの海岸線

梅雨だから雨が降る梅雨が明けたら夏が来るそんな季節の移ろいをあなたと過ごした私だった

照りつける太陽の光から逃げるように歩道に黒い花が咲く「男も使えたらいいのになぁ」とつぶやくあなた「使っちゃえば?」とふざける私

夏が終わるころ海岸に来たもう夏のにぎわいは無い風に髪をなびかせて「いい香りだね」っ...

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過ち

ふと気がつくと君は僕の傍にいなかったきみをいつもそばに置こうとしたのは僕のわがままだったのだろうあそして君は消えたのだ

今になってこんな思いをするのなら君を自由にしたのに君は何も言わなかった束縛みたいな境遇も何も言わずにたたずんでいた

怖かった 君がいなくなるのが寂しかった 一人になるのがだから...

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愛の小箱

私が差し出した小さな箱の中に思い切り詰め込んだあなたへの想い受け取ってくれたらそれでいいふたを開けてくれればそれでいい愛という名の煙にまぎれる

想いという名の愛のかけらがここにまだ残っている箱からこぼれおちて私を包んでしまうそんなことさえが愛おしかった

もうダメかもしれないと幾夜想ったことだろう...

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旅立ち

この間あなたとすれ違ったきれいな人と歩いていた眼と眼があっても知らない振りもうあの時の二人じゃない時間という溝は深く重く

交換した鍵を捨ててあなぎたを困らせた本当はこんな私でないことをあなたは分かっていたでも最後まではしゃいでいたかった

じわじわと時が過ぎていく出る季節を間違えた太陽が歩道を白く...

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海辺

この前海に行ったのはいつ頃だろうサンダルを手に持って波打ち際を歩く小さな足跡が波にさらわれてどんどんと消えていくあの足跡はどこに行くんだろう

そんなことを言ったらあなたは笑うけどあなたが消えてしまったら私はどうしたらいいんだろうこうしてまた海にやって来て消えていく足跡を見るのだろうか

小さな貝殻...

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