Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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夢の中で

春一番が吹いて二番が吹いて三番が吹いてそんな言い方しないけれどそれくらいの春のシャワーが辺りをぬらす

桜前線が北国まで届く薄い桃色の花弁が雪のようやがて地面がカーペットに変わる私を見てという風に鮮やかさを競っている

そんな桜の木の下のベンチであなたと指輪をつける「ごめんな、こんなところで」「いい...

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休日

ダージリンの香りに包まれて外を見れは曇りの蔭向かいの席にはあなたがいる紅茶から揺らぐ上記から目を移せばやんわりと時間が過ぎていく

スコーンを温めてジャムを塗って向かい側に差し出すでもそこには誰もいなくてただ冷めていくぬくもりがあなたの影を追い求める

パジャマもままで靴下も履かずこんな時間があ...

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偽りのバージンロード~7~

今夜もまた眠れないこの前行った式の写真撮りこうしてああしてこれを使って和服にドレスにヘッドドレスオフショルダーのドレスが肩を冷やす

結婚指輪がきらめく小さく光るダイヤモンドでもそのきらめきより光るものはあなたに嫁ぐ私の心

本当にそうなのか偽りはないのかまばゆい日差しに遮られて目を落としてないのか...

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散った青空

明るい空が光るその中に初夏を隠して吹く風はまだ冷たく私の心を見出すかのようにすり抜けていく 花を揺らすように

もう幾度思ったことだろう打ち明けもしないで散った恋言葉にするのが怖かった言葉にしなくちゃ分からないのにどうしてもそれが出来なかった

この春あなたは故郷に戻って行った一枚の紙を持って卒業証...

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二人の一人芝居

わかっていたあなたの心が彼女にしかないことをその目が彼女を追ってそして足元を見ることをそこには片思いしかなかったことを

わかっていた君が僕を見つめていることを彼女を好きな風に勘違いしていることをいつも下を向いてばかり僕に目を向けてくれないか

桜が散ってあの道にはもう行かない二人で行きたかったけど...

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