小説/詩 | 詩砂　葉月さんの日記

プチ創作家の日記

思ったより更新が多いのです。書かないときは書かないのですが。

寒露

寒さに震えて包まる猫に
足を占拠され日向から動けなくなる
窓の外を眺めれば
色づく山が見え隠れ
太陽に照らされ
木の葉の上を露が滑っていった。

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いつもは姉に乗っかっているので不意打ちがたまに。
色づく前に落ちる葉っぱも多かった。

秋分

名残惜しげに鳴くカエル
空を渡る鳥の群れ
農作物も収穫時期で
秋の賑わいが訪れる

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小さくとも分かる季節の風物と心躍る出来事は、
止まろうとする何かを動かすのです。

白露

キラキラ輝く宝石のように
ガラスの器の中で光る
アメジストに染まる世界を作る
ツタに隠れる紫の少女
スプーンをもって行進中

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ワインを作るのにブドウの収穫が始まる。
ってニュースを見てブドウが食べたくなりました。

念のため注意。
書いたのが台風の後なので一応注意
飛ばそうとも思ったけど、できてしまったので載せます。
たぶん一週間もしたら消すだろうが、不愉快になられたらコメに一言。消します。

そんな表現が無くたって嫌なものは嫌ですなものです。

処暑

龍が暴れ狂う
轟く雷のような声
暴れ狂う姿は...

立秋

澄んだ青空天井を見上げながら
かすかに聞こえる祭囃子に
少し心が躍るけれど
あまりの暑さに日陰を求め
猫と場所争いを起こす

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暑いにも拘らず姉のお腹の上で寝る子が一匹。