われ
時には そよ風になって
時には 清流になって
時に応じて
形を変えて
こころ軽く こころ躍らせて
あなたのそばで
寄り添っていたい
いつも
いつも…
われ
時には そよ風になって
時には 清流になって
時に応じて
形を変えて
こころ軽く こころ躍らせて
あなたのそばで
寄り添っていたい
いつも
いつも…
ぶかぶかの帽子
かぶってみた
お父さんのにおいがした
大きな大きな背中
お父さんの
大きな背中
お父さんは
ひょいと私をかついで
肩車をしてくれた
秋の青く澄んだ大きな空
イチョウの葉は 黄金色に染まり
私は手を 大きく空に 広げてみた
持っていた風船は 大空にふわっと 飛んだ
赤 黄色 ...
道端には 落ち葉がいっぱい
赤や 黄色の 落ち葉がいっぱい
ぱらぱら さくさく 落ち葉がいっぱい
大きい葉っぱ
小さい葉っぱ
やがて
みんな 土になる
大地の土になっていく
そして
土のあるところには
種がこぼれ
芽を出し
やがて 花が咲く
きれいな 花が咲く
ふわふわのやわらかい土に
草が生...
水はずーっと昔
地球ができてから ずーと
ここにいて
これからも ずーっと
ここにいる
すべての生き物のいのちの
なくてはならないもの
すべてと つながっている
水は コップに入れればコップの中にいるし
湧水になれば 小川をくだり川となって 大海にそそぐ
やかんで沸かせば 蒸気になるし
冷蔵庫で...
たそがれ
誰ぞ彼れ
誰か区別のつかなくなった夕方の
薄暗い時…
あかつき
明時
夜明け前の薄暗い時
闇があって 光がさす
闇ばかりなの?
夜の冷たさがあって
朝日の温かさがあって
一輪の野の花が 花ひらくのね
辛いことがあっても
幸せにも出会える
どこから夕でどこから夜で
どこ...