Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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春へ

二月に入って
たまに暖かな日がある
都会に降った雪の日陰にはまだ残って居るけど
時折吹く生ぬるい風が
春の先導車になる


そう2ヶ月
あなたと別れた日から
指折り数えなくても
自然と心に浮かんでくる
あなたは何をして居るのか


楽しかった記憶も
何でもない笑いも
...

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1本 2本 3本
キャンドルスタンドの炎が揺れる
部屋の中を帆の明るくして
じっと見つめられながら
その身を溶かす



あの時にはあなたがいた
二人で見るキャンドルの明かり
あの時はもっと明るかった
あなたがいただけで
暗闇も消えた


今 これを見るのは私一人
ど...

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ストーブ

冬の朝
雨が降る
ガラスをぬらす
水溜りの音
傘を跳ね返す音


大きな傘を買った
二人で入るほど大きい
今はもう
一人でさすから
そんなに大きな傘はいらない


寒いからブーツを履いた
あなたはいつもブーツ姿を褒めてくれた
なぜだろう
私の前の人もそうだったのか
...

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別れの音

明日も寒いらしい
天気予報が話している
いつになったら暖かくなるのか
余り早くても
季節感が狂うかも


手紙を書いた
何年ぶりのことだろう
ポストに入れた
音もなく吸い込まれた
もう取り出せない


あなたへの別れの言葉は
だった五文字
ありがとう
それだけ
あ...

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新年

新年
太陽が昇る
昨日は過去に
明日は未来に
今日はいったいなんだろう


新しいとはどんな事だろう 
昨日までの自分を振り返る
何も変わった事はない
去年はあなたから電話が来たけど
今年はない


別れて半月
まだ受け入れがたい
携帯がなるかもしれない
それは知ら...

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