それは
さようならって聞こえた
あまりに白い冬のなか
あなたの声が凍ってしまった冷たく横たわっている
あなたの言葉を削り取っていく
さようならそれはかすかな音をたてて
雪の中へと消えていく
あまりに澄んだ冬のなか
あなたの涙が凍ってしまった凍る前に
ぬぐってあげられなかったごめんね
そう言っ...
それは
さようならって聞こえた
あまりに白い冬のなか
あなたの声が凍ってしまった冷たく横たわっている
あなたの言葉を削り取っていく
さようならそれはかすかな音をたてて
雪の中へと消えていく
あまりに澄んだ冬のなか
あなたの涙が凍ってしまった凍る前に
ぬぐってあげられなかったごめんね
そう言っ...
よっちの日課は
幼稚園へ行く前の朝の水やりある日のこと
「ジョウロさんおはよう」って声をかけようとしてビックリ
ジョウロの先が取れてこわれていました
どうしようこわれた大切なジョウロ
それはおばあちゃんの形見なのです泣いているよっちをみて
お母さんが新しいジョウロを買ってきてくれました
それから何...
どうしよう落としちゃった虹のアルクスは困ってしまいました赤の虹の色をどこかに落としてきてしまったのです雲の上から下の方を除きましたあ~っ海が赤く青く光っています見つけた見つけたと思った瞬間大きな大きな鯨が赤を食べてしまいました え~っ そ そんなもうじき虹を空に架ける時間なのに途方に暮れる...
忘れ物を取りに過去へと戻る
遠い遠い過去へと戻る
神様の貸してくれた舟で
時間の河を下って行く
きれいな景色が
川辺を通り過ぎていく
冬の後に秋が来て
秋の次に夏が来る
春の草花が小さくなり
地面へと吸い込まれて行った
そう
私が見たかったのは
この燃える紅葉だ
この輝く強い光だ
この...
贈り物をあなたにあげる
赤い一輪の花を添えて
贈り物をあなたにあげる
純白の愛の手紙を添えて
夢の中であなたにあげる
ほんの一瞬の笑顔を添えて
夢の中であなたにあげる
私の心いっぱいの思いを
やさしい
春の風に乗せて
夢の中で
あなただけにあげる
初夢
きっといい夢をみますように!
...