Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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夏の絵本の1ページ

「ねえねえ、夏休みはどこに行くの?」
「人ごみばかりだねぇ」
「う~ん、そうだねぇ」
「このパフェおいしいね」
「は?」・・・・


もうあなたったら気分が台無し
いくらカフェだからって言って
それはないでしょ
夏のお休みは短い
ゴールデンタイムは争奪戦


「実家に帰ろうかな、久しぶりに」
「どこ...

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陽射し

1年たったこの海に
また二人で来てみた
サンダルに足を濡らしながら
どこまでも歩きたかった


「濡れるよ」ってあんなたは言うけど
それが楽しかった
砂でいっぱいになった足元を
あなたは背負ってくれたっけ


夏の日差しは強すぎて
すべてを霞にしてしまう
まばゆい光の中で
二人の時間が過ぎて行く

...

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夏の海岸線

夕暮れに落ち葉を見送って
二人で霜柱を壊して
花弁をまといながら
その日がやってきた


眩しい光にその手をあびせながら
思うはあなたのことばかり
日焼けなんかかまわない
白い砂浜に比べたら


くっきり後の付く
真夏の海岸線
手を挙げて薬指を見ても
今はもうなくなった白い跡


どうしたんだろう
...

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旅立

そんな事は分かっていた
あなたとの間に溝ができた事
でも乗り越えられると思っていた
でもできなかった
あなたは何と思ったことだろう


怖かった
そんな事が事実になるなんて
不安を隠しながら愛することは
本当の愛じゃない
見せかけだったんだろうか


別れの電話がことりと切れた
泣けなかった
でも泣...

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パズル

恋を失った人と
愛に疑問を持った人と
出会ったことは何だったのだろう
パズルは合っていたのか
今になっては分からない


互いに失った日々を
思い返している
そんな時間じゃ何も
動かないと分かっていても
まだ傷が残っていて


傷をなめ合いたくなかった
そんな事じゃ埋められない時間
ただ引きよせ合っ...

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