Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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すれ違い~溝~

「もう私達、だめね」
「何故そんなこと言うの?」
「だってすれ違いが多すぎる」
「そうだね。でも…
やり直せるんじゃないかな」


君の発言は大きかった
不意にそんなこと言うなんて
愛していたつもりだった
「つもり」と言う言葉が悪かったのか
席を立とうとしていた君


「もう1度会おう...

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我儘

泣きはらだれもした目を
誰にも見せたくなかった
だから昨日は泣きたくなかった
また1週間が始まる
二人で見ることもない鏡の前で


ネクタイが曲がっているとか
寝ぐせの髪が立っているとか
遅刻しそうな時間が迫っているとか
そんな日が続いたのに
もう誰もいないような部屋


何でも知っていると思ってい...

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プラットホーム

季節が寒さを運んでくるように
列車があなたを運んでくる
そんな一時期があったのに
やってくるのは寒さばかり
駅に行っても誰もいない


雑踏の中見回しても
待っている人はまばらになり
私だけが人ごみの中
立ちつくしている
人の流れには逆らえない


もう辞めたはずなのに
知らせも届かないのに
何故私...

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芝居

白い息を吐きながら
走ってくるあなた
「おはよう」
「おはよう、ごめん、遅れた?」
そんなことはなかったのに


いつも早くから来て
あなたとの待ち合わせ場所
いつもいつも考えていた
これからの二人のこと
どんな幕が上がるんだろう


まるでスポットライトを浴びるように
浮きあがったシルエット
そこ...

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愛して恋して

愛って何 恋って何
こんなに苦しいものなの
だた見つめているだけじゃ
叶いっこない
でもそれしかできない


でも気付いてくれなかった
あなたはただ遠い人
近くにいたとしても
手が届かない
だって彼女がいる


私を見つめて欲しかった
私だけを
こんなに見つめているのに
気がついてくれない
だって彼...

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