彩瀬まる 著『骨を彩る』を読みました。
同作者の小説で東日本大震災をテーマにした『やがて海へと届く』を以前読んで文章が私の感覚にしっくりきたのを最近になって思い出し本書を選んでみました。
シングルファーザーである不動産屋社長彼が足繫く通う弁当屋の娘彼女のかつてのクラスメイト彼女が旅先で出会った薬科大...
主に読書とか映画とかの感想です。
彩瀬まる 著『骨を彩る』を読みました。
同作者の小説で東日本大震災をテーマにした『やがて海へと届く』を以前読んで文章が私の感覚にしっくりきたのを最近になって思い出し本書を選んでみました。
シングルファーザーである不動産屋社長彼が足繫く通う弁当屋の娘彼女のかつてのクラスメイト彼女が旅先で出会った薬科大...
ガブリエル・ガルシア=マルケス 著『百年の孤独』を読みました。
数年前に同作者の短編集『エレンディラ』を読んで魅了され代表作である『百年の孤独』も購入して読みたい と思うも販売されているのは3000円以上する単行本のみ。世界的名作であるにもかかわらず出版から約50年経っても文庫化されておらずしかも「...
エーリヒ・ケストナー 著『飛ぶ教室』を読みました。
クリスマスにまつわる小説が読みたいと思い去年の12月初めに購入したのだけれど放置してしまいお盆休み真っ只中カップのチーズケーキを食べながら読みはじめました。
ドイツの九年制寄宿学校でクリスマスシーズンに起こるさまざまな事件に5人の生徒たちが立ち向か...
小川洋子 著『密やかな結晶』を読みました。
次はどの小説を読もうかと候補が思い浮かばないときにはしばしばネットで小川作品の数々をながめてみます。これまで読んできたどの著作にも激情を呼び起こす類のものはないのだけれど静謐で厳かな世界が広がっていてまたそれに浸ってみるのもいいかなと思うのです。けれど本書...
綿矢りさ 著『私をくいとめて』を読みました。
のんさんと橋本愛さんの『あまちゃん』コンビが出演した映画の原作ということで興味を惹かれ購入してみました。
不安なときには頭の中の別人格のような分身にアドバイスしてもらい励ましてもらっている独り身のOLが気になっている男性にアタックしようか迷うという話で。...