Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


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追憶

ガラス瓶の中の白い貝殻
これはあなたと遊んだ海の日
海岸線で拾った思い出のかけら
今は何を物語るのだろうか
輝きはもう失ったけれど


「波の音がするんだよ」
大きな買いを耳に当てて
ほほ笑みながらあなたは言った
私もそれをそっと耳に寄せ

ガラス瓶の中の貝殻に
二人祈っていたのに
これからもこの先...

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冬枯れ

冬枯れの町は寂しい街路樹もその葉を落として芽生える時を待っているその日はまだ遠く冷たい風が心に響く

幾度季節を送ったことだろう明るい春まぶしい夏枯葉の秋寒風の冬

その度に微笑んでいた二人ずっと続くと思っていた繰り返す季節の中で二人を切り離すものはなくそれだけが幸せだった
でもここにあなたはいない...

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別離~海岸線にて~

今日も朝が来た
昨日までの事なんか知らないように
まるで月からのバトンを落としたように
太陽は素知らぬ顔をのぞかせる
でも私は空を見上げない


もう一度会いたいと思って
あの浜辺に行ってきた
でもそこにはいく組のカップル達と
子供達の歓声が
私を一人にする


どこに行ってしまったんだろう
二人の...

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