創作小説「剣術の祭典」(1/3)
- カテゴリ: 自作小説
- 2010/10/07 23:32:56
「平行世界」シリーズ
剣術の祭典
第一話
熱気溢れる闘技場。
何万という人々が集まって一組の試合の勝負に声援を送っている。
本来なら太陽が頭上で輝いている今はまだ宵の口。
日が暮れかけてからが祭りの本番が始まり、闘技場は 人で埋め尽くされ盛り上がっていくのだが、今回は昼間...
ここは「あき☆元綵」(はじめあき)の気ままなプログです。
趣味である創作活動の小説やアクセサリー作りなどいろいろ呟いてみたいと思います。
更新も不定期ですが、ゆっくりしていってください。
コメントをもらえると大喜びしますので、よろしくお願いします(笑)
伝言板も「伝言板」のカテゴリーに作っておりますので、気楽にどうぞ♡
「平行世界」シリーズ
剣術の祭典
第一話
熱気溢れる闘技場。
何万という人々が集まって一組の試合の勝負に声援を送っている。
本来なら太陽が頭上で輝いている今はまだ宵の口。
日が暮れかけてからが祭りの本番が始まり、闘技場は 人で埋め尽くされ盛り上がっていくのだが、今回は昼間...
「WANTED」第6話
翌日。 アルカディアは朝食を済ませると宿を後にした。 城への坂道を歩いて行く。 『そーいえば、昨日あれからシノを見なかったけど……どうしたんだろう……』 夕食を食べて戻った時にもシーフィラノの姿はなかった。どこかに出...
「平行世界シリーズ」
WANTED
第5話
「…………」
「その剣、見せてもらっていい?」
「…うん、いいけど…?」
持っていた剣をシーフィラノに渡すと、彼は真剣な表情で剣を見つめ、少し鞘から刀身を抜...
「平行世界シリーズ」
WANTED
第4話
船の中は騒がしい。何時間もの間、船に乗っているため、退屈しのぎに騒いでいるのだ。
「……ディア?」
何かを感じてシーフィラノがはっとして呟く。胸を過ぎる不安。アルカディアの身に何か起こったのか?
気を集中するように...
「平行世界シリーズ」
WANTED
第3話
「なぁ、ディア。行かないのか?」
アルカディアは海を渡った南陸にあるカルマキル国に行くために港へとやってきたのだが、待合場所から海を渡る船を2隻程見送っている。
「やっぱりこの国を離れるのは心細い?」
「いや、そんな事はないが&...