Nicotto Town


なるべく気楽に気楽に~!


精神的な疾患を持ってる私の気楽に気楽に生きたい願望です~!
ちょこちょこ愚痴も入りますが、嫌な思いをされる方がいたらすみません><

煙の行方 第八章

第八章
彼と向き合って話をしていた数時間は楽しかった。そしてそれと同時に悲しくもあったのだ。元カノさんの話やら、彼の抱えているストレスを沢山話してくれた。やはり、現状に生き辛さを感じている様だったが、彼が常に笑顔でいる事に悲しみを感じずにはいられない私がいた。「瑠偉は辛い事が多いのかもしれないね」そ...

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煙の行方 第七章

第七章
彼の家へと歩き始めて10分程だったか、小さなアパートを指差し、「あれが僕の家だよ」とアパートの一室を教えてくれた。「寒いね」なんて言葉を交わし合いながら、彼の部屋の前まで来ていた。「温かい飲み物でも飲もう」そう言って、彼は私を部屋へと招き入れてくれた。一人暮らしにしてはやけに綺麗な部屋に驚い...

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煙の行方 第六章

第六章
友人と会って話をしてから時間はあっという間に3ヶ月は過ぎようとしていた頃、一切の連絡を取り合っていなかった彼から連絡が来ていた。「久しぶり、元気してる?」私はまた気分が堕ちてしまわないかと不安だったのだが、文字だけの世界、顔が見えない事もあり、大丈夫だろうと思い「元気だよ、瑠偉は?」そう返し...

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煙の行方 第五章

第五章
会う日取りも決まり、数年ぶりに会う事になった友人はとても元気そうに見えたが、人は負の感情を隠すものだと私は思っている。「いらっしゃい」そう私は満面の笑みで彼女と長い時間をかけお互いの「今」や「現状」等を話した。彼女も既婚者だという事もあり、話は弾みながらも段々と負の感情も出てきていた。人には...

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煙の行方 第四章

第四章
唐突に、彼からの連絡は途切れる事になっていたのだが、私は彼の事で頭が一杯にならない様に、自分の時間を楽しむ様になっていた。眠る前にふと彼が浮かぶのだが、薬のお陰もあってすんなりと眠る事が出来る様になっていた。彼から連絡が途切れて3週間が過ぎようとしていた頃、久しぶりに彼からの連絡が来ていた。...

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