創作小説「次期王の花嫁」7
- カテゴリ: 自作小説
- 2010/08/12 18:57:31
「平行世界シリーズ」
次期王の花嫁
第7話 「どうした」部屋に戻ってきたクーデノムをマキセが迎える。「まだ起きてたのか?」「クーの気配で起きたの」人の気配に敏感なのはさすが武官といったところだろうか。それでも何もなかったら声をかけずに眠るだろうに…&hel...
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趣味である創作活動の小説やアクセサリー作りなどいろいろ呟いてみたいと思います。
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「平行世界シリーズ」
次期王の花嫁
第7話 「どうした」部屋に戻ってきたクーデノムをマキセが迎える。「まだ起きてたのか?」「クーの気配で起きたの」人の気配に敏感なのはさすが武官といったところだろうか。それでも何もなかったら声をかけずに眠るだろうに…&hel...
居場所を求めて
後編
兄の真意はすぐに気づいた。これを機に邪魔者を削除するつもりなのだ。テニトラニスへと入国を果たしリサニルの王子の動向を探る。供の者を向かわせてシキアはテニトラニスの宿場でひとり、溜息をついた。血気盛んな供はきっと兄に金で雇われた刺客。作戦の成功や失敗の関係なくシキア自身&h...
「平行世界シリーズ」
居場所を求めて
前編 目が覚めると知らない部屋にいた。綺麗に装飾が施された天井は幾何学模様を描き、質素だが品の良い感じに思えた。周囲に人の気配はしなかった。『何故、こんな所にいるんだろう……』疑問が沸きあがってくる。そして最後の...
「平行世界シリーズ」
次期王の花嫁
第6話 「帰るのも大変だろう。泊って行くといい」とのコセラーナの言葉に諦め顔で従ったクーデノム。その原因は呑みすぎたーと頭をかかえベッドで呻いているマキセだ。いつまでも終わりの見えない宴で、薦められるままに酒を口にしていたマキセ。歩くのもおぼ...
「平行世界シリーズ」
次期王の花嫁
第5話 他の者の邪魔にならないようにと壁にもたれ、ぼーっと会場を見渡していた。壁には絵画がいくつも並べられ、天井には大きなシャンデリアが吊り下がっている。ここぞとばかり着飾った貴婦人たちが溢れていて、各々談笑に華を咲かせている。時折、側を通ると漂...